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裏読みし過ぎの映画レビュー

ファンタジー

モアナと伝説の海

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ストーリーあらすじ

かつて世界を生んだ命の女神「テ・フィティ」の「心」が、伝説の英雄と言われた「マウイ」によって盗まれ、世界に闇が生まれた。

それから1000年もの長きの間、「モアナ」の生まれ育った島モトゥヌイでは、島の外の海の珊瑚礁の外に出ることが禁じられていた。そこからでると「闇」の影響で嵐による雷と荒海で、命の危険があるからである。島の中にいれば、楽園の中で一生過ごせるのだ。

しかし、あるときから、次第に島のココナッツが病気で不作なったり、近海に漁に出ても魚が全くとれなくなってしまった。このままでは、村が壊滅してしまう危機が発生したのである。

村の長の娘であり、将来は自身が長になることに強い使命感を抱くモアナ。父である長に珊瑚礁の外に行けばきっと魚が捕れると訴えるが、強く制されるのである。

そんな中、祖母にある事実を伝えられる。

この島の村の危機は1000年前の伝説の英雄「マウイ」が、女神の心を結んだことによる「闇」が島に及んでいるということを。そして、その危機を救うには「心」を女神に返すことなのだと。

また、同時に祖母はモアナが「海の不思議な力」に選ばれたことも告げる。

いまもどこかで生きている「マウイ」を探し出し、女神「テ・フィティ」の「心」を元あった場所に戻すために、そして、島の村を救うために父親の反対を押し切って旅立つ。

その度の中で、幾度の敵の襲来や、仲間の期待外の行動に阻まれ。。。

果たして、モアナは島を、村を救えるのだろうか!?

 

見どころ

映像美

ハラハラドキドキ、そして、感動のストーリーもさることながら、映像美がすばらしいです。

南国特有の海の青さと透明感が、見事に表現されています。

これを見たら、「今度の夏休みはハワイに行きてぇ〜!」とみんな思うんじゃないかな?

「モアナと伝説の海」の監督は「アラジン」や「リトルマーメード」を手がけたロン・クレメンツ&ジョン・マスカーです。ファンタジーとアドベンチャーが融合した世界観はこの映画にも引き継がれています。

登場キャラの心理変化

モアナが、強く村の長である父から禁止されていたことを祖母の教えによって、「自分のやりたい事」から「村の人を救うという使命」に変ってゆき、「行動を決意する」過程は見どころポイントその1です。

そして、今後人気キャラ当確の「マウイ」が見どころポイント2です。

心の動きに合わせて動くタトゥーが何ともかわいらしい。

そして、神のひとりである「マウイ」が、かつて人間のために様々な助けをしていた理由。

そして、モアナの「心」を女神「テ・フィティ」に返しに行くことを拒むのかの理由。

この理由が、今の社会の人間関係などを象徴していて思わせるところがあります。

また、このポイントをおさえると、非協力的な「マウイ」が徐々に「モアナ」に協力することになる心境の変化がより一層、共感できます。

ここ、このストーリーの重要なポイントです。

 

こんな人に見てほしい

 

解りやすく俗っぽく書きますね(笑)。

・小さい子どもがいる親御さんにおすすめ。

こどもに夢と希望を叶えるためには、また、誰か大切な人を助けるためには勇気と行動が必要ということを教えてくれます。

・会社でうだつが上がらず悶々としているサラリーマンのおじさん

「俺も勇気を出せば何か成果を出せるかも!?」という希望を一瞬でも持つことができます。

でかい企画をプレゼンする前の勇気づけにもおすすめですよ。

 

予告編の動画

エンディングテーマ曲

さて、アナと雪の女王では、劇中歌として、松たか子さんが、そして、エンディングテーマ曲をMay.Jさんが歌い、どちらも大ヒットしましたね。

今回、モアナと伝説の海では、劇中歌は、     そして、エンディングテーマ曲は女子高生のカリスマ加藤ミリヤさんが

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